2015年5月25日

帰納法を活用して、優れたアイデアと説得力を高める方法

説得力を高めるイメージ画像


コンサルタントには、自身が出した結論とその根拠などについて、論理的に説明する力が必要になります。そこで今回は、代表的な推論方法のひとつである帰納法を使って説得力を高める方法をご紹介します。

コンサルティングにおける帰納法とは

帰納法とは多くの事例から法則を導き出す方法です。

たとえば、博報堂2014年11月26日のニュースリリースによると、2014年のヒット商品を分析した結果、キーワードは「体験の品質」であるとしています。

ヒット商品は、特別列車旅行、USJ「ハリー・ポッター」、高音質音楽プレーヤー、映画「アナと雪の女王」、3Dプリンター、家庭内野菜工場、お試しプチ移住体験、超大型ショッピングモール、車内が広い軽自動車、3Dマッサージシート、新型ロボット掃除機、グルメガイド本「ランチパスポート」などです。

確かに上記商品は、日常生活から旅までの体験を楽しむものなので、「ヒット商品の要素のひとつは、お客様が体験できる商品・サービスである」という法則を導くことができそうです。

そして、クライアントに対して、お客様の体験できる商品・サービスを提案するというアイデアが生まれます。

説得力を高める帰納法と、導いた法則の使い方

帰納法を使って説得力を高めるために必要なことは、法則を導き出すにあたり、多くの類似事例の情報を分析してすることです。

たとえば、前段落の事例で、商品が3つだったら、説得力がありませんよね。事例数が少ないと、それらはマイナーな事例かもしれず、他の類似事例には当てはまる法則を発見できないおそれがあります。

すると、クライアントが抱える問題も解決するのに役立たない可能性があるので、説得力がないのです。

化学実験などで仮説を証明できる場合は、少ない事例から仮説を立てて検証することにより、それが一般原則であるということもできます。しかし、ビジネス分野の課題は、そのような証明は難しいですね。ですから、事例を十分に集めることがより重要です。

多数の事例から帰納法で導いた法則であっても、いえるのは、それが多数に当てはまる法則であるということで、例外なく全ての事例に応用できるとは限りません。

ですから、クライアントの事例に適用できるというには、共通点や相違点などをしっかり分析し検討してからにしましょう。


自分が主張していることに対して、どんな反論がありうるかを見つけ、その点を改善することが説得力を高める秘訣です。

 

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