2015年5月14日

個人事業主が、帳簿を調えて確実に青色申告の特典を受ける方法!

個人事業青色申告


個人事業主が青色申告をすると、特別控除、青色事業専従者給与の必要経費算入、順損失の繰越しと繰戻しができるといった特典があります。今回は、青色申告を始める方法をご紹介します。

青色申告の承認申請

青色申告をするには、まず「所得税の青色申告承認申請書」を、青色申告を始める年の3月15日までに、所轄の税務署に提出します。ただし、現金式簡易簿記によって青色申告をするのであれば、「所得税の青色申告承認申請(兼)現金主義の所得計算による旨の届出書」を提出します。

現金主義の届出は、前々年の事業所得金額と事業専従者控除額の合計が300万円以下の方しか提出できません。現金主義とは、収益や費用が実際に出入りした時点で帳簿をつける方法で、発生主義より帳簿をつける回数が少なくて済みます。

発生主義の複式簿記であれば、請求できるようになったときと、実際にお金を受け取ったときに帳簿をつけることになるからです。

しかし、発生主義の正規簿記をすると特別控除は65万円なのに対して、現金主義の場合特別控除は10万円です。

さて、所得税の青色申告承認申請書には、簿記方式や備付帳簿名を記入します。簿記の方式は、複式簿記や簡易簿記で、複式簿記であれば65万円の特別控除が適用されますが、簡易簿記では特別控除は10万円になります。

なお、正規の簿記には、簡易帳簿5種類に債権債務等記入帳を備え付ける方法もありますが、複式簿記が一般的です。簡易簿記の標準的な帳簿は、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳です。

それに対して、複式簿記では、総勘定元帳と仕訳帳に加え、現金出納帳、預金出納帳、売上帳、仕入帳、売掛金元帳、買掛金元帳、固定資産台帳などが基本とされています。

審査と確定申告

青色申告の取消通知があった日または「青色申告の取りやめ届出書」を提出してから、1年以内は申請が却下されることがあります。

65万円の特別控除を受けるためには損益決算書と貸借対照表を確定申告に添付して、申告期限までに提出する必要があります。簡易簿記で青色申告をするときは、損益決算書のみを作成します。

また、青色事業専従者に支払う給与を必要経費に算入するには、「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出する必要があります。


青色申告をするには簿記の方式を決め、帳簿を調えましょう。青色申告の特典を受けるために、ぜひ挑戦してみてください。

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